5月27日(火)ウィーン・フォルクスオーパー『こうもり』
指揮:レオポルト・ハーガー
演出:ハインツ・ツェドニク
ロザリンデ:ナンシー・グスタフソン
アデーレ:ダニエラ・ファリー
イーダ:マルティナ・ドラーク
オルロフスキー公爵:ヨッヘン・コワルスキー
アイゼンシュタイン:ディートマール・ケルシュバウム
ファルケ博士:ミリェンコ・トゥルク
アルフレート:ルネ・コロ
イワン:ステファン・タンツァー
フランク:カルロ・ハルトマン
フロッシュ:ハインツ・ツェドニク
ブリント博士:ゲルノート・クランナー
ヨッヘン・コワルスキーのオルロフスキー公爵を初めて聴いた時は、大変な衝撃だった。私にとって生まれて初めてのカウンターテノール。しかも生。このキャストが私の中のデフォルトとなるのは、至極当然の事である。そのコワルスキーと、やはり私のお気に入り、ヘルデンテノールのルネ・コロが、『こうもり』で共演となれば、お二人共既に大分お年と言えど、やはり聴きに行かねばなるまい。
なんつって、実は来日公演の頃の自分の予定がどうなるかはっきりしていなかったし、何かと忙しかった事もあり、すっかりチケットを買いそびれておりまして。その上、5月はまだまだ体調絶不良だったので、それどころではなく。ふと気が付けば公演直前。慌ててNBSに電話したら、端の方とは言え、中央ブロック最前列席がひとつ残っていたので、それをゲットした次第です。
という訳で今回は、オペラグラス無しで歌手の方々の表情までしっかり堪能して参りました! 目当てのお二方も、心配していた「衰え」はさして感じられなかったですし(はい、所詮私はずぶの素人ですから)。但し、やはり外見の方は如何ともし難く、隣に座っていらしたオバ様方も、「コワルスキーも年取ったわよねぇ・・・」などと話していらっしゃいましたが。それでも、登場で唯一拍手が起こったのはコワルスキーでした。(コロにも拍手来ると思ってたんですが、無かった。残念。)
やはり舞台が近いって良いですね。最前列とは言っても、オケピを挟んでの事ですから、ちゃんと全体も見えるし。歌は勿論、演技も本当に楽しめました。心なしかドイツ語もほんのちょっとだけ聞き取り易く、字幕に出ない部分でも理解可能な時もあり、面白かったです。どの歌手も良かったけれど、アデーレ役のダニエラ・ファリーが特に良かったかな。
カーテンコールではコロとコワルスキーが隣り合わせだったのですが、二人でずっと何やら喋っていたのですよ(何を話していたのか知りたい~)。私は名残惜しくて、他の多くのお客さん達と同様、カーテンコールが全て終わるまで席に留まっていました。この豪華キャストを日本で観られて幸運でした。来日して下さって、本当にありがとうございます。![]()

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