2009年8月17日 (月)

8月16日(日)世界バレエフェスティバル 特別プログラム<オマージュ・ア・ベジャール>

振付:モーリス・ベジャール
振付指導:ジル・ロマン、小林十市、那須野圭右

<第一部>

「ルーミー」
音楽:クドシ・エルグネル

高橋竜太、平野玲、松下裕次、氷室友、長瀬直義、横内国弘、小笠原亮、宮本祐宜、梅澤紘貴、中谷広貴、安田峻介、柄本弾、佐々木源蔵、杉山優一、岡崎隼也、八木進

「ザ・カブキ」より由良之助のソロ
音楽:黛 敏郎

高岸直樹

「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
音楽:クイーン

エリザベット・ロス

「鳥」
音楽:マノス・ハジダキス

木村和夫

「アダージェット」
音楽:グスタフ・マーラー

ジル・ロマン

<第二部>

「バクチⅢ」
音楽:インドの伝統音楽

シャクティ:上野水香
シヴァ:後藤晴雄

「さすらう若者の歌」
音楽:グスタフ・マーラー

ローラン・イレール、マニュエル・ルグリ

「ボレロ」
音楽:モーリス・ラヴェル

首藤康之
平野玲、松下裕次、長瀬直義、横内国弘

 バレエフェスの最後を飾る特別プログラム。ベジャールファンにとってはものすごく豪華な公演でした!

 ロスの「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」は何度観てもかっこいいし、ジルの「アダージェット」は何度観ても切なくて、その度に泣きたくなります。イレールとルグリの「さすらう若者の歌」も然り。

 そして今回初めて観たヤスの「ボレロ」・・・美しかった! 指先まで神経の行き届いた踊りで、本当に綺麗でした。しかもね、ヤスってば笑顔で踊っていたんです。彼の事だから、当然修行僧みたいな顔して踊るのだとばかり思っていました。封印した「ボレロ」を踊るにあたり、非常に悩んだそうですが、やはり嬉しかったんでしょうねぇ。

 舞台進行の演出も良かったですよ。第一部ではジルが演目と演目の繋ぎで、進行役を務めたりして。そして最初と最後に在りし日のベジャールの映像を流すのですが、あたかも彼がそこに居て、私達に語りかけてくれているみたいで、じんと来ました。観客の反応も大変良く、会場の全員が一体となって舞台をつくっている雰囲気が、とても素晴らしかったです。

 いつまでも終わらない、観客総立ちのカーテンコール。やはりベジャールって素晴らしい。ありがとうベジャールさん。

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2009年8月16日 (日)

8月13日(木)世界バレエフェスティバル ガラ・パフォーマンス

ルシンダ・ダン
レイチェル・ローリンズ
ロバート・カラン「白鳥の湖」第1幕よりパ・ド・トロワ

振付:グレアム・マーフィー
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

タマラ・ロホ
フェデリコ・ボネッリ
「カルメン」
振付:ローラン・プティ
音楽:ジョルジュ・ビゼー

タマラの表情がとても良い。目力ありました。

ニコラ・ル・リッシュ
「ダンス組曲」
振付:ジェローム・ロビンズ
音楽:J. S. バッハ

変な言い方ですが、「上手いなあ」と思いました。楽しんで踊っているのが伝わってきました。

エレーヌ・ブシェ
ティアゴ・ボァディン
「いにしえの祭り」
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:リヒャルト・シュトラウス

アニエス・ルテステュ
ジョゼ・マルティネス
「ジゼル」より第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジャン・コラーリ/ジュール・ペロー
音楽:アドルフ・アダン

ルテステュの雰囲気だと、ジゼルよりミルタという気が・・・。

ディアナ・ヴィシニョーワ
ウラジーミル・マラーホフ
「ジュエルズ」よりダイヤモンド
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

エリザベット・ロス
ジル・ロマン
「カンティーク」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:ユダヤの伝承音楽

ポリーナ・セミオノワ
フリーデマン・フォーゲル
「グラン・パ・クラシック」
振付:ヴィクトール・グゾフスキー
音楽:ダニエル・オーベール

シルヴィ・ギエム
「TWO」
振付:ラッセル・マリファント
音楽:アンディ・カウトン

この作品、かっこいいんですよね。大好き。ギエムの腕の筋肉に惚れ惚れ。

オレリー・デュポン
マニュエル・ルグリ
「ソナチネ」
振付:ジョージ・バランシン
音楽:モーリス・ラヴェル

マリア・コチェトコワ
ダニール・シムキン
「海賊」
振付:マリウス・プティパ
音楽:リッカルド・ドリゴ

登場すると、会場から期待に満ちた(笑)拍手。それにしっかりと応えてくれました。

ナターリヤ・オシポワ
レオニード・サラファーノフ
「ラ・シルフィード」
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル
音楽:H. S. レーヴェンスヨルド

サラファーノフ君ってば、なんて軽やかな脚捌き!

ティアゴ・ボァディン
「アルミードの館」よりシャムの踊り
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:ニコライ・チェレプニン

すごく彼のキャラに合う演目でした。

スヴェトラーナ・ザハロワ
アンドレイ・ウヴァーロフ
「マクベス」
振付:ウラジーミル・ワシリーエフ
音楽:キリル・モルチャノフ

シオマラ・レイエス
ホセ・カレーニョ
「ロミオとジュリエット」より“寝室のパ・ド・ドゥ”
振付:ケネス・マクミラン
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ

情熱が真に迫っていました・・・。

マリア・アイシュヴァルト
フィリップ・バランキエヴィッチ
「じゃじゃ馬馴らし」
振付:ジョン・クランコ
音楽:クルト・ハインツ・シュトルツェ

このキャストで全幕観たいわ。

ヤーナ・サレンコ
ズデネク・コンヴァリーナ
「パリの炎」
振付:ワシリー・ワイノーネン
音楽:ボリス・アサフィエフ

マリアネラ・ヌニェス
ティアゴ・ソアレス
「三人姉妹」
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

マニュエル・ルグリ
「ザ・ピクチャー・オブ」
振付:パトリック・ド・バナ
音楽:ヘンリー・パーセル

まだまだ充分踊れるルグリ様が素敵でした。

オレリー・デュポン
ローラン・イレール
「ロミオとジュリエット」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ

プレルジョカージュのロミジュリは初めて。少し「マノン」の“沼地のパ・ド・ドゥ”を彷彿とさせますが、もっと荒々しくて、野性味がある。

アリーナ・コジョカル
ヨハン・コボー
「春の声」
振付:フレデリック・アシュトン
音楽:ヨハン・シュトラウス

上野水香
デヴィッド・マッカテリ
「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス

オディールで「げっ」と思った水香ですが、今回も・・・(苦)。こんな人をトリに持って来ないで下さいな。とにかくあの腕! 腕をなんとかしろー!

 という訳で本日予定されていた演目は全て終了。フィナーレの音楽、「眠れる森の美女」が始まります・・・と、そこに顔を真っ白に塗りたくり、妙な被り物をしたマラーホフが登場。オケピに向かって「ちょっと待って、ちょっと待って!」と言った後、「佐々木さ~ん!」とひと声。すると佐々木忠次NBS専務理事が緞帳の裏から伸びる誰かの手に支えられて登場。「今年もファニー・ガラあります!」 やった~♪ ちなみに製作総指揮だか振付だかは、マラーホフとマルティネスだそうです。

 ご丁寧にバレエフェスのオープニングと同様、序曲「戴冠式行進曲」(録音ですが)が流れ、スクリーンに映し出されるタイトルは「第13回世界バレエフェスティバル(今回は第12回)予告編」(笑)。舞台にはウィリーになったジゼル姿のマラーホフを筆頭に、女装の男性ダンサー達(前回もそうだったんですが、男性陣の女装が素晴らし過ぎて、私には誰だか判別し難いのが残念。フォーゲルとマッカテリは確認出来ました)が続きます。

 一方、男装して出てくるのはヴィシニョーワ、アイシュヴァルト、タマラ。タマラはホント楽しそうに演技してましたよ~。えらい男前なバリエーション(上手かった!)でかっこ良くきめ、それに対して「ステキ~heart01」と寄って来る女性(を演じている男性)達に向かって「まあまあまあ、落ち着いて♪ いや、モテるって辛いなぁ~」

 「コッペリア」で始まった舞台ですが、その後「ジゼル」やら「ラ・バヤデール」やら入り混じりで、もう何がなんだか(笑)。“影の王国”のバヤデール達の登場シーンなんて、爆笑。アフロヘアにブラジル国旗を挿していたのはきっとソアレスかボァディン。後ろを振り返って、後続のバヤデールに「来な!」と合図をしていたダンサーも。

 しっかしお遊びとは言え、みんなすごいですね。特にマラーホフやマルティネスなんて、女性に遜色なくポアントで踊れるんだもん。思わず「すご~い!」と口にしたら、隣の人とハモってしまった。

 楽しいファニー・ガラが終わると、今度こそフィナーレ。ボネッリは女装のまま、慎ましやかなポーズをとっていらっしゃいましたわ。タマラも男装のままでしたが、ものすごく可愛く見えた。なんだか学園祭の演劇部のようなノリですが、きっとロイヤル組はこういうのが大好きなんですね。

 次回のバレエフェスは2012年。また素晴らしい舞台を観られますように。

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2009年8月15日 (土)

8月8日(土)世界バレエフェスティバル プログラムB

マリアネラ・ヌニェス
ティアゴ・ソアレス
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

ヤーナ・サレンコ
ズデネク・コンヴァリーナ
「コッペリア」
振付:アルテュール・サン=レオン
音楽:レオ・ドリーブ

ポリーナ・セミオノワ
フリーデマン・フォーゲル
「アレクサンダー大王」
振付:ロナルド・ザコヴィッチ
音楽:ハンス・ジマー

音楽がハンス・ジマーという事は、サントラなのでしょうか? ま、それはともかく、衣装のせいか、ただでさえ頭の小さいポリーナが、9頭身か10頭身位に見えましたわ。薄暗い照明の下、何か情念のようなものを感じさせる濃厚なダンスでした。彼等には、こういう路線の作品をまた踊って欲しい。

シオマラ・レイエス
ホセ・カレーニョ
「海賊」より“寝室のパ・ド・ドゥ”
振付:マリウス・プティパ
音楽:リッカルド・ドリゴ

「海賊」で“寝室のパ・ド・ドゥ”は珍しいですね。

上野水香
デヴィッド・マッカテリ
「白鳥の湖」より“黒鳥のパ・ド・ドゥ”
振付:マリウス・プティパ

音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

水香がひどかった・・・。彼女にこの役を踊らせてはいけません。ギャグかパロディにしか見えないんだもん。タマラのオデット/オディールを観た直後だったので、尚更でした。手や腕の使い方が、なっていないんですよね。バレエフェスに出るには100年早い・・・てか、あんなのがプリンシパルでいいですか?!

マリア・コチェトコワ
ダニール・シムキン
「パリの炎」
振付:ワシリー・ワイノーネン
音楽:ボリス・アサフィエフ

シムキンが弾けまくっていました。一体何なんだ、あの跳躍は! すっげーです。会場大盛り上がり(笑)。回転系も大得意のようで、あのサービス精神はアンヘルに通ずるものがあるなあと思っていたら、さにあらん。ABTのダンサーだったのね。

エレーヌ・ブシェ
ティアゴ・ボァディン
「ナイト・アンド・エコー」
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:イーゴリ・マルケヴィッチ

アニエス・ルテステュ
ジョゼ・マルティネス
「スリンガーランド・パ・ド・ドゥ」
振付:ウィリアム・フォーサイス
音楽:ギャヴィン・ブライアーズ

フォーサイスは嫌いではないのだけれど、素人の私には大抵、あの衣装の狙うところが理解出来ないのであった。

ルシンダ・ダン
レイチェル・ローリンズ
ロバート・カラン
「白鳥の湖」第3幕より
振付:グレアム・マーフィー
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

ルシンダ・ダンの男爵夫人が迫力でございました。

アリーナ・コジョカル
ヨハン・コボー
「マノン」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ

“寝室”“沼地”以外のパ・ド・ドゥを持って来るとは、これまた珍しいですね。派手なリフト等が無いので、二人のパートナーシップが逆に際立って、大変よろしゅうございました。

シルヴィ・ギエム
ニコラ・ル・リッシュ
「アパルトマン」より“ドア・パ・ド・ドゥ”
振付:マッツ・エック
音楽:フレッシュ・カルテット

「普通の女」っぽいギエムが、なんか可愛いんですよね。

オレリー・デュポン
マニュエル・ルグリ
「ベラ・フィギュラ」
振付:イリ・キリアン
音楽:アレッサンドロ・マルチェッロ

ナターリヤ・オシポワ
レオニード・サラファーノフ
「海賊」
振付:マリウス・プティパ
音楽:リッカルド・ドリゴ

ディアナ・ヴィシニョーワ
ウラジーミル・マラーホフ
「ル・パルク」
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ
音楽:ヴォルフガング・A. モーツァルト

作品に入り込んでいたヴィシニョーワが、カーテンコールでも終始物憂げな表情だったのが印象的でした。

エリザベット・ロス
ジル・ロマン
「ブレルとバルバラ」
振付:モーリス・ベジャール
音楽:ジャック・ブレル、バルバラ

この作品好きなので、観られて嬉しかったわ。

タマラ・ロホ
フェデリコ・ボネッリ
「エスメラルダ」
振付:マリウス・プティパ
音楽:チェーザレ・プーニ

前回のバレエフェスのファニー・ガラで観た「エスメラルダ」が面白かったもので、ついそれを思い出して笑ってしまうのが困ったところ。勿論タマラは今日もバランスと回転で魅せてくれました。「有り得ねぇ」って位回ります。すご過ぎて客席から笑いが出ましたわよ。

マリア・アイシュヴァルト
フィリップ・バランキエヴィッチ
「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

アイシュヴァルトのタチアナは何度観ても圧巻。この日一番カーテンコールが熱狂的だったのは、彼等だったかも。

スヴェトラーナ・ザハロワ
アンドレイ・ウヴァーロフ
「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス

トリを飾るに相応しい華やかさ! 素晴らしかったです~。

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2009年8月 9日 (日)

8月6日(木)世界バレエフェスティバル 全幕特別プロ「白鳥の湖」

オデット/オディール:タマラ・ロホ
ジークフリート王子:フェデリコ・ボネッリ
王妃:松浦真理絵
悪魔ロットバルト:木村和夫
道化:松下裕次

家庭教師:野辺誠治
パ・ド・トロワ:高村順子、佐伯知香、長瀬直義
ワルツ(ソリスト):西村真由美、乾友子、吉川留衣、矢島まい、渡辺理恵、川島麻実子

四羽の白鳥:森志織、福田ゆかり、岸本夏未、阪井麻美
三羽の白鳥:高木綾、奈良春夏、田中結子

司会者:永田雄大
チャルダッシュ(第1ソリスト):乾友子、長瀬直義
         (第2ソリスト):森志織、福田ゆかり、高橋竜太、氷室友
ナポリ:(ソリスト):高村順子、松下裕次
マズルカ(ソリスト):田中結子、山本亜弓、横内国弘、野辺誠治
花嫁候補たち:西村真由美、佐伯知香、村上美香、岸本夏未、渡辺理恵、川島麻実子
スペイン:高木綾、奈良春夏、後藤晴雄、平野玲

指揮:ワレリー・オブジャニコフ
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

 会場では非番(?)のダンサー達を散見しました。私が確認出来たのは、ティアゴ・ソアレス、ジョゼ・マルティネス、マリア・アイシュヴァルト。彼等はどんな観点で鑑賞するのでしょうか。

 さて、タマラの白鳥/黒鳥ですが、非常に良かったです。音のとり方や溜め具合が、とってもいい感じ。そしてフェッテでは最早お約束のダブル、トリプルどころか4回転か5回転してたんじゃないかと・・・(すみません、数えられませんでした)。

 後、素人目にはボネッリのサポートがやけにスムーズで上手に見えたのですが、これは本人の力量によるもの? それとも女性に力があるせいかなあ? とにかく、とても素敵なパ・ド・ドゥでした。

 「白鳥の湖」を観る時は、どうしても頭の何処かでボーン版を思い浮かべてしまうのですが、ラストはこのハッピーエンド版の方が安心出来て良いですね。そうそう、そのボーン版白鳥ですが、来年6月に5年振りの来日公演です!(情報配信希望の方はこちら) まだキャストも何も分からないけれど、多分また散財してしまうんだろうなあ、私・・・。

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2009年8月 6日 (木)

8月1日(土)世界バレエフェスティバル プログラムA

マリア・コチェトコワ
ダニール・シムキン
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

二人共、粘りがあると言うか、ばねがあると言うか、ものすごく安定した強靭な踊りでした。床をしっかり足で掴んでいるという感じ。良かったです。

ルシンダ・ダン
ロバート・カラン
「くるみ割り人形」より“ピクニック・パ・ド・ドゥ”
振付:グレアム・マーフィー
音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

「くるみ割り人形」はクリスマスの話。で、オーストラリアのクリスマスは夏なんですよね。グレアム・マーフィーの作品はマシュー・ボーンと同様、古典バレエを大胆に読み替えているので、この作品も興味深い。ほんのワン・シーンですが、全幕観てみたくなります。

マリアネラ・ヌニェネス
ティアゴ・ソアレス
「海賊」
振付:マリウス・プティパ
音楽:リッカルド・ドリゴ

タマラ・ロホ
「エラ・エス・アグア - She is Water」
振付:ゴヨ・モンテロ
音楽:コミタス、クロノス・カルテット

タマラの存在感がすごい。後半の、長くて襞のたっぷりしたスカートを纏い、その裾を使って様々な表現をするのが特に良かったです。これは是非もう一度観たい。

ヤーナ・サレンコ
ズデネク・コンヴァリーナ
「くるみ割り人形」
振付:レフ・イワーノフ

音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

アリーナ・コジョカル
ヨハン・コボー
「コッペリア」
振付:アルテュール・サン=レオン
音楽:レオ・ドリーブ

アリーナちゃんのスワニルダはとっても可愛いheart

上野水香
マチュー・ガニオ
「ジゼル」より第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジャン・コラーリ/ジュール・ペロー
音楽:アドルフ・アダン

よろめかないように、もうちょっと頑張ろうぜ、マチュー・・・。カーテンコール時の、二人の息の合わなさ加減が可笑しかったです。

シルヴィ・ギエム
ニコラ・ル・リッシュ
「クリティカル・マス」
振付:ラッセル・マリファント
音楽:リチャード・イングリッシュ、アンディ・カウトン

この作品は、あんまし面白くなかった。

マリア・アイシュヴァルト
フィリップ・バランキエヴィッチ
「ライモンダ」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:マリウス・プティパ
音楽:アレクサンドル・グラズノフ

アイシュヴァルトの調子が今ひとつだったかな?

アニエス・ルテステュ
ジョゼ・マルティネス
「スカルラッティ・パ・ド・ドゥ」(「天井桟敷の人々」より)
振付:ジョゼ・マルティネス
音楽:ドメニコ・スカルラッティ

一種独特の雰囲気のある作品。結構好きです。

シオマラ・レイエス
ホセ・カレーニョ
「ディアナとアクティオン」
振付:アグリッピーナ・ワガノワ
音楽:チェーザレ・プーニ

余裕の二人。安心して観ていられます~。

エレーヌ・ブシェ
ティアゴ・ボァディン
「オテロ」
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:アルヴォ・ペルト

あら、ノイマイヤー作品だったのね。いささか退屈でした。

オレリー・デュポン
マニュエル・ルグリ
「椿姫」より第1幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:フレデリック・ショパン

この二人の「椿姫」は、ホント良いです。リフトの時、ルグリ様の腰が心配だけど。

ベルニス・コピエテルス
ジル・ロマン
「フォーヴ」
振付:ジャン=クリストフ・マイヨー
音楽:クロード・ドビュッシー

「牧神の午後」に乗せて、ユニーク且つユーモラスな動き。でも、私にはよくわかりませんでした・・・。

スヴェトラーナ・ザハロワ
アンドレイ・ウヴァーロフ
「白鳥の湖」より“黒鳥のパ・ド・ドゥ”
振付:マリウス・プティパ

音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー

このパ・ド・ドゥだけでも今日の元は取れたような感じ。素晴らしい~。グラン・フェッテの後、少々乱れましたが、ザハロワ姐さん素敵ですsign01

ディアナ・ヴィシニョーワ
ウラジーミル・マラーホフ
「カジミールの色」
振付:マウロ・ビゴンゼッティ
音楽:ドミトリー・ショスタコーヴィチ

よくわかんなかった・・・。

ポリーナ・セミオノワ
フリーデマン・フォーゲル
「マノン」より“寝室のパ・ド・ドゥ”
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ

若くって可愛くって、目の保養になる二人です。いいですね~。

ナターリヤ・オシポワ
レオニード・サラファーノフ
「ドン・キホーテ」
振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス

バレエフェスのトリは、毎度超絶技巧当たり前~で盛り上がり。サラファーノフ君、良かったっすよ。

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2008年12月15日 (月)

「ベジャール・バレエ・ローザンヌ『80分間世界一周』」

 『ザ・カブキ』の会場で、配役表と一緒に映画のチラシを渡されました。タイトルは「ベジャール・バレエ・ローザンヌ『80分間世界一周』」。そう、モーリス・ベジャールの遺作の映像化です。期間限定ロードショーという事で、1月24日~2月20日に上映されるそうです。

 出演者に少し驚きました。ジル・ロマンに続き、なんとエティエンヌ・ベシャールの名前が! 彼は今年の来日公演で、私にとってはひときわ目を惹く存在でしたから、すごく嬉しい。これはなんとしてでも観に行かなければ~。happy02

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2008年12月14日 (日)

12月13日(土)東京バレエ団『ザ・カブキ』

演出・振付:モーリス・ベジャール
音楽:黛 敏郎
美術:ヌーノ・コルテ=レアル

 初日のせいか、はたまた塩治判官役が首藤さんだからか、会場の東京文化会館は満員御礼じゃないかという位大賑わいでした。休憩時間の人混みも、ものすごい。

 さて、実は私、高岸さんの由良之助って今回初めてだったのですが、期待以上でした! 今まで『ザ・カブキ』は日程重視で観ていたので、やっと高岸さんを見られると楽しみにしていたのです。はまり役ですね! 第1幕のソロは圧巻でした。そして、ソロ以外でも存在感があります。今まで見た由良之助役のダンサーでは、そこまでのものを感じられなかったので、非常に感動しました。

 妊娠の為降板した小出さんの代わりにおかるを演じた佐伯さん。彼女もとても良かったです。で、私が『ザ・カブキ』で一番好きなシーンは、やはり討ち入りの為に集合する四十七士。あそこはクライマックスですよね。毎回拍手が起こります。海外ではどういう反応なのか、実に興味があるところです。

 ロビーには佐々木さんがベジャールさんから譲り受けた遺品の展示がありました。着用していたセネガルの民族衣装とか。「ああ、これを着ていたんだなあ」と、しばし思いを馳せました。

 さて、会場では友達と『ザ・カブキ』の話はぜ~んぜんしなくって、専ら「ステファンが1月に来日するんだって? 良かったねぇ」という話題(爆)。ありがとう皆さん。フィギュアスケートを見る人も見ない人も、私がステファンのファンだという事をよーく知っているので、色々気にとめて下さっています。はい、来月ステファンは日本に来ます。でもその前に、実は今年の年末も押し迫った頃にもやって来るんですよねぇ。本当かしら。来てくれるのは嬉しいんだけれど、無理しないで欲しいわ。ってか、それだけ脚が良くなったのなら、それはとても良い事ですね。happy01

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2008年11月26日 (水)

11月7日(金)ベジャールの『くるみ割り人形』

 東京バレエ団による、モーリス・ベジャール振付『くるみ割り人形』。首藤さんがM...をやるというので、観に行ってきました。おかげで一足も二足も早く、クリスマスの雰囲気を味わえました。でもそれは、ただ楽しい、美しいだけではなく、ちょっぴり悲しい、寂しいクリスマスでもあるのです。

 ベジャールの『くるみ~』は、彼がこの上なく愛する、早くに亡くなってしまった母親へのオマージュ。その思い出と願望が織り成すファンタジーでもあります。だから光の天使達のお茶目っぷりに思わず微笑んだり、マジックキューピーの鮮やかな魔法(奇術?)に驚かされたとしても、観ていてなんだか切なくなる。

 首藤さんが随分痩せていて、びっくり。でも体力には全く問題はなく、しなやか且つキレのある踊りを見せてくれました。オリジナル・キャストはジル・ロマンなので、どうしても振付にジルの雰囲気を感じてしまうのですが、それでもちゃんと首藤さんのM...になっていたのではないかと思います。

 終演後は、友人・知人を合わせた総勢7人で遅いディナー。主な話題は一応その晩の『くるみ~』なのですが、マシュー・ボーンの ‘Nutcracker!’ と比較したり、New Adventures のダンサーの話題になったり、大賑わい。私がステファンのファンだと知っている友人の一人が突如、「もう立ち直った~?」と訊いてくる場面もありました(爆)。ともあれ、帰宅はすごく遅くなったし、疲れたけれど、大変楽しいバレエ鑑賞となりました。

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2008年9月11日 (木)

Matthew Bourne's ‘Dorian Gray’

Cid_01  8月8~31日の間、スコットランドはエジンバラにて EDINBURGH INTERNATIONAL FESTIVAL 08 なる催しがありました。会期中にはオペラ、演劇、コンサート、バレエ、ダンス等、様々な舞台芸術が繰り広げられる、なかなかゴージャスな「お祭り」です。

 写真は友人のMさんがブリカン@神楽坂でゲットしてきた、同フェスティバルのパンフレットの中の一部(何ヶ月も前に貰っていたのを今頃紹介(爆))。実はこのフェスティバルで、マシュー・ボーンの新作、‘Dorian Gray’ が上演されるという事で、Mさんは観劇の為前々から準備をし、先日無事帰国したのでありました。

 タイトルを見れば分かる通り、これはオスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』が下敷きとなった作品です。学生時代、こういう退廃的な文学、芸術、映画等にハマっていた私としては、何やら懐かしい。まだMさんから舞台の感想は聞いていないのですが、動画のあるサイトを教えてくれたのでご紹介。(こちら

 動画を見てまず思ったのは、「カッコいい!」そして「マシューっぽくない!」という事。勿論、実際に生で通して観ない事には判断出来ませんけれど。う~ん、これを観てきたMさんが、やっぱり私は羨ましいぞ。今回彼女は写真を沢山撮ってきたそうなので、近々会って、土産話と共に見せて貰うのが楽しみです。それに、ヒースローで私のお気に入り、フォートナム&メイソンの紅茶を買ってきてくれたそうですし。happy01 Mさん、毎年ありがとうheart

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2008年6月17日 (火)

小林十市 サイト復活予定

 私は以前、Yahoo!ツールバーを使っておりましたが、それをやめて、今はGoogleツールバーを使っています。ところが、ブックマークの移行がまだ半分も終わっていなくて(汗)。YahooのブックマークからGoogleのブックマークに直接移せれば良いのですが、どちらのツールバーも、IEのお気に入りへのエクスポートと、IEのお気に入りからのインポートしか出来ないようで、「じゃあ一旦IEをかませるか」とやってみたのですが、私の力が及ばず、上手くいきません(涙)。仕方無いので、いちいちサイトを開いては登録という手作業を開始してみたものの、頓挫状態。完全移行は一体いつになるやら・・・。

 もっとも、ブックマークしてあるサイトを改めて開くと、無用になったものや引っ越したサイトも散見されるので、棚卸しの良い機会かもしれません。そして、いつの間にか閉鎖になってしまっているサイト。これも結構ありまして。ブックマークしてあるサイト全てをしょっちゅう見ている訳ではないし、閉鎖になっていても構わないものもあるのですが、気に入っているサイトの閉鎖はとても悲しい。ですから、小林十市さんのブログがなくなっている事に遅れ馳せながら気が付いた時はショックでした。「なんで? なんでなくなっちゃったの~?!」 十市さんの文章は面白いし、彼の人柄がよく表れていて、大好きです。仕事が忙し過ぎて、閉鎖してしまったのかなあ。残念だなあ、と思っていました。

 ところが、今日Mさんからサイト閉鎖の真相を聞きました。閉鎖したのではなく、彼が使っていたブログサービスだかレンタルサーバだか側のトラブルで、サイトが削除されてしまったそうです。そして十市さん自身も管理画面にログイン出来なくなってしまったとか。でも、7月にサイト復活予定だそうなので、ひとまず胸を撫で下ろしました(過去ログは復旧可能なのかしら?)。ああ、良かった・・・。Mさん、ありがとうheart 復活したら、今年のベジャール・バレエ団来日公演の事もちょっとは書いてくれるかなあ。一昨年みたいに、ジルとのツーショット写真とかもアップして欲しいんだけど。是非是非お願いします~!

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