2006年5月10日 (水)

5月8日(月)『エリザベート』

 会場は日生劇場だったのに、何を勘違いしてか帝国劇場に行ってしまい、間違いに気付いて走ったものの、5分程遅刻(汗)。

<キャスト>
エリザベート:一路真輝
トート:山口祐一郎
フランツ・ヨーゼフ:石川禅
ルドルフ:浦井健治
ゾフィー:寿ひずる
マックス:村井国夫
ルイジ・ルキーニ:髙嶋政宏
少年ルドルフ:苫篠和馬

 先日の『レ・ミゼラブル』に引き続き、山口祐一郎出演日で鑑賞。『エリザベート』は初見。この人気演目は、どんなものか?

 一路真輝、序盤は声が裏返ったりして、はらはらしたが、次第に調子を取り戻していった様子。ドラマティックな歌の聴かせどころが多い作品の為か、山口さんの歌唱力に圧倒された。そして、ルイジ・ルキーニ役の高嶋政宏の演技と歌が、とても良かった。本人も楽しんでやっているみたい。

 一番印象に残ったのは、山口さんととルドルフ役の浦井健治のデュエット。それぞれ声が良くて上手いので、2人揃うと相乗効果。素晴らしかった。

 …なんだけど、どういう訳か作品中のメロディが、今となっては全然記憶に残っていない。普通、何かしら耳に残るものなんだけど。

 そして、作品そのものについては私の好みではなかった。何を言いたいのかよく分からなくて。

 結局、エリザベートをどういう人間として描こうとしていたのか? 「自分の自由の為に戦い続けて疲れ、暗殺によって、やっと自由なれた」という話ではないし、かと言って、「自由への戦いと、トートに自分を委ねたいという願望の間で苦悩する」という話でもなさそうだ。自殺したルドルフの棺を前に、「自分の身を守る為に、あなたを見捨てた」という台詞も、意味が分からなかった。

 トートも、何をしたいのか分からないキャラクター。自分の元に来るよう、執拗にエリザベートを誘惑するかと思えば、いざ、弱気になった彼女が身を任せようとすると拒絶したりする。

 一度は観ておいて良かったけれど、多分、もう観る事はないだろうな、『エリザベート』。会場にはリピーターが多数いるので、ルイジ・ルキーニの見せ場で、合図も無しに手拍子が始まった時は驚いた。お約束なのね(笑)。

 終演後劇場を出ると、またまた山口さんお見送りの人の列。夜で、小雨が降っていたせいか、先日の『レミゼ』の時よりも人数は少なかったけど。これもお約束ね。

 余談だが、プログラムに載っていたトートWキャストの武田真治の写真。1枚だけ、妙にヘスス・パストールに似ているものがあった。意外な発見(笑)。

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5月8日(月)『エリザベート』

 会場は日生劇場だったのに、何を勘違いしてか帝国劇場に行ってしまい、間違いに気付いて走ったものの、5分程遅刻(汗)。

<キャスト>
エリザベート:一路真輝
トート:山口祐一郎
フランツ・ヨーゼフ:石川禅
ルドルフ:浦井健治
ゾフィー:寿ひずる
マックス:村井国夫
ルイジ・ルキーニ:髙嶋政宏
少年ルドルフ:苫篠和馬

 先日の『レ・ミゼラブル』に引き続き、山口祐一郎出演日で鑑賞。『エリザベート』は初見。この人気演目は、どんなものか?

 一路真輝、序盤は声が裏返ったりして、はらはらしたが、次第に調子を取り戻していった様子。ドラマティックな歌の聴かせどころが多い作品の為か、山口さんの歌唱力に圧倒された。そして、ルイジ・ルキーニ役の高嶋政宏の演技と歌が、とても良かった。本人も楽しんでやっているみたい。

 一番印象に残ったのは、山口さんととルドルフ役の浦井健治のデュエット。それぞれ声が良くて上手いので、2人揃うと相乗効果。素晴らしかった。

 …なんだけど、どういう訳か作品中のメロディが、今となっては全然記憶に残っていない。普通、何かしら耳に残るものなんだけど。

 そして、作品そのものについては私の好みではなかった。何を言いたいのかよく分からなくて。

 結局、エリザベートをどういう人間として描こうとしていたのか? 「自分の自由の為に戦い続けて疲れ、暗殺によって、やっと自由なれた」という話ではないし、かと言って、「自由への戦いと、トートに自分を委ねたいという願望の間で苦悩する」という話でもなさそうだ。自殺したルドルフの棺を前に、「自分の身を守る為に、あなたを見捨てた」という台詞も、意味が分からなかった。

 トートも、何をしたいのか分からないキャラクター。自分の元に来るよう、執拗にエリザベートを誘惑するかと思えば、いざ、弱気になった彼女が身を任せようとすると拒絶したりする。

 一度は観ておいて良かったけれど、多分、もう観る事はないだろうな、『エリザベート』。会場にはリピーターが多数いるので、ルイジ・ルキーニの見せ場で、合図も無しに手拍子が始まった時は驚いた。お約束なのね(笑)。

 終演後劇場を出ると、またまた山口さんお見送りの人の列。夜で、小雨が降っていたせいか、先日の『レミゼ』の時よりも人数は少なかったけど。これもお約束ね。

 余談だが、プログラムに載っていたトートWキャストの武田真治の写真。1枚だけ、妙にヘスス・パストールに似ているものがあった。意外な発見(笑)。

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2006年4月12日 (水)

4月12日(水)『レ・ミゼラブル』昼公演

 山口祐一郎の人気振りがすごいので、彼のバルジャンがどんなものか見てみたくなり、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のチケットを取った。この作品は2000年に一度だけ観た事がある。その時のキャスト。

 バルジャン:滝田栄
 ジャベール:村井国夫
 エポニーヌ:島田歌穂
 ファンテーヌ:岩崎宏美
 コゼット:堀内敬子
 マリウス:石井一孝
 テナルディエ:斎藤晴彦
 マダム・テナルディエ:森公美子
 アンジョルラス:岡幸二郎

 滝田栄が好きなのと、森公美子を見てみたかったので、当時チケットを取るのに、この2人が出演している日を選んだが、今考えても私的に、なかなか良い組み合わせの日だったなと思う。(実際その時会場で、キャスト表を眺めながら、「今日、いいよね」と言っていた人達がいた。)滝田栄は歌うとあまり声量が無かったけど。(それとも、私が観た日だけ?)

 …という初鑑賞のせいで、今回は観ていて、ちょっと物足りなかった。(役者が悪いんじゃなく、私の好みとしてね。)島田歌穂と岩崎宏美でもっと観ておけば良かったなあ。とりあえず、今回のキャスト。

 バルジャン:山口祐一郎
 ジャベール:今拓哉
 エポニーヌ:新妻聖子
 ファンテーヌ:シルビア・グラブ
 コゼット:剱持たまき
 マリウス:泉見洋平
 テナルディエ:佐藤正宏
 マダム・テナルディエ:森公美子
 アンジョルラス:坂元健児

 山口祐一郎は94年(だったと思う)に『ジーザス・クライスト・スーパースター』のジーザスを見た事があるだけ。その時は特に感銘を受けた覚えが無い。(むしろ、ユダ役の人の迫力がすごかった印象が強いわ。)なので、祐一郎ファンがどこに惹かれているのか、確かめてみたかったのだ。

 確かに、さすがだった。見栄えがするし、声がよく通り、歌が上手い。彼の演技のせいなのか、以前観た時以上に涙ぼろぼろだった。「なるほど~」と納得、感心しつつ、祐一郎ファンの愛に溢れた歓声につつまれ、カーテンコール。山口さん一人だけ、頭ひとつ分背が高いのが印象的だった。止まないアンコール。役者達は何度もそれに応えていたが、遂に山口、森、リトル・コゼットの3人で、最後の挨拶。3人共お茶目で可愛かった。

 終演後、プログラムを買ったりしていたので、人より大分遅れて出入口へ。出て驚いたのだが、劇場前の沿道に人が鈴なり! 何だ、これは…。どうやら、山口さんお見送りの為、待ち構えている人達らしい。ソワレだったら、とっとと帰るところだが、まだ夕方で、その後の予定も無いし、面白いので私も待つ事にした。

 間もなく、黒い車に乗った山口さんがゆっくりと、見ている私の左から右へと通り過ぎて行った。車窓から、見送っているファン達に向かって、劇場で売っていたグッズの、猫の団扇のようなモノをパタパタして愛想を振り撒いている。お茶目~。

 見ものだったのは次の瞬間。彼の乗った車が、すぐ手前の赤信号で止まった途端、それまで大人しく見ていた人達が、一気に車の近くへとダッシュ。さながら潮が引いていくかの如し。1秒でも長く見ていたいというファン心理が微笑ましい。いやぁ、面白かったわ。

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