5月8日(月)『エリザベート』
会場は日生劇場だったのに、何を勘違いしてか帝国劇場に行ってしまい、間違いに気付いて走ったものの、5分程遅刻(汗)。
<キャスト>
エリザベート:一路真輝
トート:山口祐一郎
フランツ・ヨーゼフ:石川禅
ルドルフ:浦井健治
ゾフィー:寿ひずる
マックス:村井国夫
ルイジ・ルキーニ:髙嶋政宏
少年ルドルフ:苫篠和馬
先日の『レ・ミゼラブル』に引き続き、山口祐一郎出演日で鑑賞。『エリザベート』は初見。この人気演目は、どんなものか?
一路真輝、序盤は声が裏返ったりして、はらはらしたが、次第に調子を取り戻していった様子。ドラマティックな歌の聴かせどころが多い作品の為か、山口さんの歌唱力に圧倒された。そして、ルイジ・ルキーニ役の高嶋政宏の演技と歌が、とても良かった。本人も楽しんでやっているみたい。
一番印象に残ったのは、山口さんととルドルフ役の浦井健治のデュエット。それぞれ声が良くて上手いので、2人揃うと相乗効果。素晴らしかった。
…なんだけど、どういう訳か作品中のメロディが、今となっては全然記憶に残っていない。普通、何かしら耳に残るものなんだけど。
そして、作品そのものについては私の好みではなかった。何を言いたいのかよく分からなくて。
結局、エリザベートをどういう人間として描こうとしていたのか? 「自分の自由の為に戦い続けて疲れ、暗殺によって、やっと自由なれた」という話ではないし、かと言って、「自由への戦いと、トートに自分を委ねたいという願望の間で苦悩する」という話でもなさそうだ。自殺したルドルフの棺を前に、「自分の身を守る為に、あなたを見捨てた」という台詞も、意味が分からなかった。
トートも、何をしたいのか分からないキャラクター。自分の元に来るよう、執拗にエリザベートを誘惑するかと思えば、いざ、弱気になった彼女が身を任せようとすると拒絶したりする。
一度は観ておいて良かったけれど、多分、もう観る事はないだろうな、『エリザベート』。会場にはリピーターが多数いるので、ルイジ・ルキーニの見せ場で、合図も無しに手拍子が始まった時は驚いた。お約束なのね(笑)。
終演後劇場を出ると、またまた山口さんお見送りの人の列。夜で、小雨が降っていたせいか、先日の『レミゼ』の時よりも人数は少なかったけど。これもお約束ね。
余談だが、プログラムに載っていたトートWキャストの武田真治の写真。1枚だけ、妙にヘスス・パストールに似ているものがあった。意外な発見(笑)。

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