『ブーリン家の姉妹』 ‘The Other Boleyn Girl’
『1000日のアン』でも知られるアン・ブーリン。そして常に彼女の影の存在に甘んじていた‘もう一人の少女’、妹メアリーの物語。映画を観終わってから知ったのですが、この物語には原作があって、どうやらメアリーの視点で物語が語られているようです。著者は女性。ああ、なるほどと納得です。それと思しき台詞が随所に見られたので。
何しろ激しい物語でした。説得力もあるし。ヘンリー8世にしては男前なエリック・バナはともかく、キャスト的にもよろしかった。ナタリー・ポートマンは私のタイプなのですが、迫真の演技でございました。「頭が切れる」と父親も太鼓判を押すアンですが、切れ過ぎてと言うか、策を弄し過ぎてと言うか、要は策に溺れ、結局は愚かにも絶望的なまでに追い詰められて破滅してゆく様は、壮絶です。対照的に、傷つきながらも全てを受け入れて生きてゆくメアリーの方が結局は幸せになるというのは、まあ出来過ぎと言えばそうなんですが、全く嘘っぽく感じさせないところが、この脚本の優れているところでありましょう。
私としては、この映画の後で『エリザベス』を観る事をお勧めします。
で、こっからは全然関係ない話なんですが、本編上映前に12月公開予定の『アラトリステ』の予告編がありましてね。いやぁ、ヴィゴ様がハマり役な事ったら・・・
これは絶対観に行くべきですわよ、皆さん![]()

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